死亡保険は急いで加入!
先月から今月にわたり保険を見直しましたが、死亡保険に入るならお急ぎください!できるなら今月中に。
それは、死亡保険の商品性と集めた資金の運用方法に理由があります。
商品性
死亡保険は死亡時にお金を貰う商品。病死だからといえ病気の種類によって金額を設定したりしません。そもそも、自身の葬式代や遺族に残すのが目的の保険なので、一律が当たり前ですよね。
そのため、払い込み条件(死亡時の金額、○○歳まで払い込み済みなどの条件)や解約戻り金等のバリエーションは持たせられても、医療保険ほどの種類を準備できないのです。当然バリエーションが持たせられないのであれば、商品の改定や新商品発表の回数も減ります。
つまり医療保険ほど見直し・掛け替えをしなくてよいのです。
なるべく若いときに「解約戻り金ありの60歳払い込みタイプ」に入れば、年金がなくとも保険だけは持っておけるうえ、老後の生活に不安があり解約しても100%以上の戻り金が手に入るので損をしません。20代までの方におすすめです。
資金の運用方法
死亡保険の場合、保険会社は集めた資金を国債で運用しています。
なぜなら、人はいつか必ず死にますよね。いつか払わなければならないお金を手堅く増やすためには国債が一番だからです。
しかし今、その手堅い運用方法が失われつつあります。
マイナス金利……この影響により10年国債利回りがマイナス0.035%と初めて下回りました。今後上向く可能性はありますが、お金を貸すのに一部を国に寄付しなければならないという、謎の状況が生まれています。個人であれば素晴らしい社会奉仕精神ですねと褒められるかもしれませんが、利益がすべての企業だとそうもいきません。
そのため、保険会社はこれ以上お金を集めても手堅く運用ができないため、死亡保険の販売中止が相次いでいます。
今ならまだギリギリ受け付けている保険もあります。保険代理店に駆け込みましょう。
長期貯蓄目的であれば、マイナス金利の影響をいち早く受けた銀行より保険のほうがまだ利率の高い商品が残っています。
アフラックのWAYSという商品なら、27歳の場合、15年払い込 500万円のプランで16年目解約の場合、6%の利息が付き、以降はさらに増額されます。
銀行の利息が1%を切る時代に有難いですね。
貯蓄目的の場合、メリットは定期預金に比べ利息が高いこと。
デメリットは満期未満解約の場合は元本割れが起こることです。
余剰資産で運用するという点に注意すれば、元本割れのリスクが低い高金利の運用方法かと思います。
ざっと説明したこれらのことを、多様な保険を取り扱う代理店(保険の窓口など)に行けば、懇切丁寧に教えて貰えます。
リスクの低い資産運用に関する知識が簡単に身に着きますので、おすすめです。